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のミュージカルを観て来ました。
二年前にも違うキャストでやってて、当時気になってたのですが、念願叶って今回観に行くことが
出来ました。

三時間、とても見ごたえのある舞台でした。

刑務所で同室になった全然境遇の違う二人の男が、最初はぶつかり合いながらも、
お互いの身の上話や看病をしているうちにいつしか心を通わせていくという、
ほぼ牢獄の中での二人のやりとりから成り立っているので、舞台のセットも、
手前にベッド2つだけ置いてあって、その向こうの檻を挟んで背景が、その時その時の心情や、
過去の回想シーンによって入れ替わっていくという、シンプルなものでした。

タイトルにもなっている「蜘蛛女」は、男のうちの一人、モリーナが憧れている、オーロラという女優が演じた、彼女に口づけされるとみんな死んでしまうという、唯一怖い役の名前で、 
オーロラに心酔しているモリーナの深層心理を表すのに、彼女が真っ黒い衣装を身にまとって登場してきます。

それと平行して、オーロラの演じた、他のきらびやかやな衣装を着た役でも登場してきます。

だから、二人の会話だけで構成された舞台も、モリーナの深層心理を表す、オーロラ=蜘蛛女の登場によって、華やかにも、怪しくもなり、より深くモリーナの万華鏡のような心の中が覗けたような、
そんな気持ちになります。

そんな蜘蛛女役をされた、朝海ひかるさんの歌声は本当に素晴らしくて(声量とか鳥肌もの!)、
声が低いところが蜘蛛女のイメージにピッタリでした。
なので時々、朝海さんが歌ってるはずなのに、いつの間にかモリーナやヴァレンティン(もう一人の男)に移り変わってて、あっ!なんてことがよくありました(すみません 笑)
踊りもすごいキレがあって、足とかスッと上に上がるからビックリ!
さすが元宝塚の方だなーと思いました。
蜘蛛女の衣装がパンツスタイルが多かったのは元男役だったから?なんて思ったり(^_^;)
スカートのイメージが強かったので。

モリーナ役の石井一孝さんの演技も素晴らしかった!
モリーナはゲイなので、女っぽいしゃべり方をしてたのですが、地?と思うぐらいハマッてて(^_^;)
でもパンフレットも見ていると、寅さんと同じ、東京都葛飾区の出身で、普段はバリバリ男くさいと書かれてありました(笑)
開場でもらった他の公演のチラシの束の中に、普段の石井さんが載ってって、あまりの男くささに(笑)モリーナとのギャップに驚きでした。
は~っ、役者さんってすごいよね。「役」という「役」になれるんだもの。
ちょっとしたセリフのテンポや言い回しで会場が沸いたり、一つになったりして、
舞台って本当にすごいなあ。この空気感はTVでは味わえないな。

これを機に、色々舞台観に行ったりしたいな。

あまりにも「蜘蛛女のキス」が舞台にぴったりはまっていたので(脚本さんスゴイ!)、
最初から舞台のために書き下ろされた話なのかと思うほどでした。
気になるから、原作も読んでみよーっと!



S 「アリスー、ぼやぼやしてると蜘蛛女にキスされちゃうよ~!」


あっ!∑(゜□゜)







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